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イーロン×トランプの革命:企業型国家アメリカの未来

こんにちは。東北タツミ商品部です。

先日、アメリカ大統領選挙のトランプ圧勝の影響で、自動車業界はどうなるか…という記事を書きました。

あれから、今回トランプを猛烈に支持していたイーロンマスクの会社、テスラ・モーターズの株がぐんぐん上がり続け、なんとこの短期間で、マスク氏の資産評価額がこの期間に700億ドル(約10兆5,478億円)増加したと報じられていましたね。

10兆円二週間で増える…凡人の私には全く想像が及びませんが、少なくとも今後、本格的にEVとAIの時代になる。と言うことは予感できました。

今回は、そんなことも踏まえて「イーロン×トランプの革命」について考えてみようと思います。

目次

トランプ×イーロンが目指す“企業国家アメリカ”とは?

今回のアメリカ大統領選は、イーロン・マスクがトランプ支持を早期に明言し、シリコンバレーの起業家たちが次々とその流れに続いた形になりました。

結果、トランプが大統領として再戦。その後、イーロンは「政府効率化省」のトップに就任が予定されるというニュースもながれました。つまり、アメリカの政府の無駄をなくす…日本で言えば「会計検査院」のようなものですかね。

イーロンがこのポストにつくことは、明らかに従来のアメリカの工業とは違う動きをすることは目に見えています。

トランプの駆け引きを重視した“ディール政治”を軸に、イーロンの力を合わせたことで、アメリカはまるで一つの企業のように動き出しそうな予感がしています。

共同の主戦場はAI、EV、暗号資産

今、イーロンとトランプが共同で力を注ごうとしているのは、AI技術、電気自動車(EV)、そして暗号資産です。
この3つは、アメリカの未来を形作る重要な鍵になるでしょう。

AIと自動運転技術が結びつけば、産業全体が再編成される可能性すら考えられます。

さらに、暗号資産を経済基盤に取り込むことで、ドルの覇権も新たな形を得るでしょう。

物理的なインフラと、金融のインフラ。両方で覇権を握ろうとしているんですね。

彼らのアプローチは一見混乱を生むように見えますが、実は停滞した世界に革新をもたらすための起爆剤になりうるかしれません。

液晶テレビへの遷移が家電業界を大きく変えたように、ガソリン車から電気自動車への切り替えを急激に推し進めるかもしれないのです。

また、AIによる産業の効率化やロボット化は、製造業に新たな息吹を吹き込みそうです。
人手不足や旧来の労働構造に縛られた製造現場が、急速にアップデートされる可能性もあります。

世界の澱を動かす力となるか?

イーロンやトランプのような人物は、既存の秩序をかき乱す存在に見えます。

しかし、停滞した世界にはその“かき乱し”こそが必要なのかもしれません。底に溜まった澱を動かすことで、新しい時代の基盤を作り上げていくとも考えられます。

アメリカを一つの企業のように運営しようとするイーロン×トランプの実験。

それが成功するかどうかは未知数ですが、AI、EV、暗号資産の未来とともに、次世代の繁栄モデルを提示する可能性は大いにあります。混乱を恐れず進むその道は、停滞を突破する新しい秩序への挑戦なのかもしれませんね。

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