MENU

給与という働き方に違和感を抱く報酬マインドの令和のホープたち

目次

給与と報酬の違い…わかりますか?

皆様、こんにちは。東北タツミ部品事業部です。

さて、みなさん。「給与」と「報酬」という言葉の違いはわかりますか?

結構、難しいですよね。

さて、早速答えをお伝えしてしまうので、もうすこし考えたい方はこの先は閲覧注意です。

さ、どうでしょうか。

それでは、答えをお伝えしますと…

まず「給与」から。

これは「時間を切り売りして、雇い主からお金を受け取ること。」ですね

つまり、会社で打刻した時点でお金が発生するわけです。

特徴的なのが「有給」という考え方。
働かなくてもお金がもらえるという給与制度の嬉しいプレゼント。

なので、有休消化中も給料が発生するという仕組みです。アルバイトなどもこちらの働き方になりますよね。

さて、

もう一つの「報酬」

これは、「成果に伴ってもらえる金額が変動するお金の受け取り方」のことです。

簡単にいうとプロスポーツ選手は、みなさんこの働き方をしていますよね。

成果報酬という言葉があるように、基本的に時間の制約はなく成果そのものにお金が支払われるわけです。

「自分の時間」も「人の時間」も大事にしたい令和の若者たち。

さて、私のような昭和のサラリーマンはどっぷり「給与」的な働き方で育っています。

というよりも、日本のほとんどの会社はまだまだ「給与」制度をとっていると思うんですよね。

むしろ、江戸時代から領地を持たない武士が、幕府から給料として受け取る米「俸禄」という言葉があるように、この制度はずっと昔からに日本に染み付いている制度と言って良いかもしれません。

それが、最近の令和のサラリーマンたちはこの「時間を切り売りしてお金をもらう感覚」に違和感を感じているのでは…と思うようなことがあったのです。

きっかけは下の動画です。

動画に出てくる26歳のZ世代の彼女は、一度会社に勤めますが体調を崩し退職。

今ではフリーランスとして、軽バンを運転しながら全国を旅して仕事しているそうです。

そんな彼女がいう言葉の中に

「場所と時間に縛られることに対しての拒絶反応がすごく強くて…それをくり返すのは結構しんどかったですね。」

「頑張ればなんとかなると思ってやっていたけど、体に不調が出て。私は物理的に無理なんだ。」

「コロナになって働き方が結構ガラッと変わった時代で…大変な時代だと言われますけど、私にとってはラッキーだった」

「自分が選んだ選択を正解にする。正解だと思って生きていく方が幸せかな」

この話を、ウチの20代の若手とも話していたんですが、「確かに…すこしわかる気がします」と言う反応だったんですね。

たぶんですが、これからの時代の若者は「幸せ」を人と比べないと言う方がまともであって、そのために人に縛られるのを窮屈い感じるのではないかと。

まさしく「給与」とは真逆の考え方、「報酬」的な考え方なんです。報酬マインドといったほうがよいかも。

ただ、日本のありとあらゆる会社は「給与型」ですから、報酬マインドはそもそも合わないと思うんですよね。

私にとっては青天の霹靂のような話でしたが、みなさんどうでしょうか?

こう言うことをしっていれば、今の若手と接する時に「飲みニケーションってのはな…」みたいなことを押し付けなくても良くなるかもしれませんよ。

むしろ、彼らにとって大事なことを、気軽に話してもらえるようになった時、本当の良い上司に私はなれるのかもしれません。

目次
閉じる