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春のはじまり、学びの旅へ――新入社員と行くサプライヤー訪問記

2月末。まだお正月の余韻が残る中、外の世界ではすでに新たな日常が動き出しています。
そんな季節の変わり目に、わたしたち調達チームでは、新入社員たちにサプライヤーの製品やサービス、製造現場をより深く理解してもらうため、現地訪問を行いました。


目次

【第一の訪問先:模具加工企業・昆山昱安】

王副工場長に案内され、最初に訪れたのは、金型の開発や金属部品の製造を専門とする「昆山昱安」さん。
同行した新入社員たち――品証の俞雯清さん、柯悠然さん、調達の黄嘉雯さん、そして日本営業の東海林さんは、若さと好奇心にあふれ、道中の疲れも吹き飛ばすような活気に満ちていました。

現地では、胡マネージャーと巫マネージャーが出迎えてくださり、企業の概要や主な製品、設備について丁寧に紹介していただきました。
清潔で整然とした工場内では、様々な機械が絶え間なく稼働し、作業員の方々が秩序正しく作業している様子に、参加者一同深い印象を受けました。


【第二の訪問先:表面処理企業・昆山同心】

次に訪れたのは、約600名の従業員を抱える表面処理専門企業「昆山同心」さん。
徐マネージャーより、会社の全体像や表面処理の種類(メッキ工程)について、詳細なご説明をいただきました。

金メッキ、銀メッキ、スズメッキ、ニッケルメッキなどの自動ラインが整備された現場は、模具工場とはまた違う雰囲気。
作業ラインから検査エリアまでの流れを見学しながら、同僚たちは質問を絶やさず、徐マネージャーや龔先生が一つひとつ丁寧に答えてくださいました。

また、環境保護への取り組みも印象的で、排水処理や排気ガス管理といった設備の紹介から、企業としての社会的責任を感じ取ることができました。


【おわりに】

参加した新入社員たちにとって、今回の訪問は「初めて自社製品がどう作られているかを見る機会」であり、
そして「工場のリアルな現場に触れる体験」でもありました。
製造設備の多様さに驚きつつも、学びたいという気持ちをさらに強くした様子が印象的でした。

これからも、こうした現地での学びの場を通して、社員一人ひとりが成長し、より深い理解を持って業務に向き合えるような機会を積極的に設けていきたいと感じました。

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