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USB type-Cは「万能」だが、旧USBの需要がなくなるわけではない理由。

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USB-Cが今後のスタンダードになっていくのは間違いない。

皆様、お世話になっております。東北タツミのヤンです。

上記にも書いたように、USB Type-Cの登場はコネクタ業界にとって非常に大きい出来事でした。

高速充電や高速データ転送、信号伝送などの機能というように、今までのコネクタにできることは、ほぼできると言っても良いでしょう。

また従来のコネクタとの互換性が高いのも特徴です。

USB 3.1、Thunderbolt 3、DisplayPort、HDMIなどの規格とも互換性があり、このラインナップをみても特に映像系の電子機器との相性の良さを感じます。

設計者目線でも作りがシンプルになることもあり、非常に魅力的であるは思います。

ここまで万能になると、従来のコネクタはもう需要がなくなってしまうのでは…

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

使い慣れた機器は気軽に買い替えられない。高価だったなら余計に…。

とはいえ、

「USB Type-Cになったから、新しい機器に買い替えます。」

と踏み切る人はどれだけいるでしょうか。特に高価であり使い慣れている機器になれば尚更です。

例えば、

・医療現場にある高価な精密検査・調査機器。

・工業製品の製造現場における走査電子顕微鏡などの測定器。

・音楽の現場におけるスタジオ機器。

コネクタがダメになってしまったから、その部分だけをなんとかしたい。

というご相談は弊社も度々いただいています。

旧コネクタは、そう言った昔からある良いものを使えるようにするために必要となってくるものなのです。

まとめ:コネクタの相談所に東北タツミはなりたい。

USB Type-Cの研究はまだこれからも続いていき、おそらく今あるType-Cも旧モデルという言葉が使われることが予測されます。

コネクタ業界というのは常に技術が進んでいるのです。

そのトレンドをしっかり理解しつつ、

良い商品を作りたい方には最新のコネクタを、良い商品を残したい方には旧コネクタを。

お客様をしっかりとサポートさせていただければと思っています。

もし、USB type-Cについてご質問があれば、いつでもお問い合わせください。

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