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昭和の日経新聞と令和のTwitter(X)、情報取得のサラリーマン世代間ギャップ。

こんにちは。東北タツミ営業部です。

本日は、最近、弊社の若手社員と「情報収集の手段」についてお話しさせていただこうと思っています。

昨今、情報を得る手段は多様化しており、特に「紙面で読む世代」と「ソーシャルメディアで知る世代」という大きな差が出てきていますよね。

この違いは、ただ情報を得る媒体が異なるだけでなく、性格や生活スタイルにも影響を与えていると感じます。

目次

昭和のサラリーマンは「日経新聞」で効率よく情報を手にいれていた。

まず紙面、私のような昭和のサラリーマン世代、つまり「日経新聞」を読む人たちを見てみましょう。

この世代は、情報をじっくりと考える時間を大切にしていたような気がします。出社する際に、キレイに折りたたんだ新聞を会社のカバンに入れておき、電車の中でそれを読む。

その情報に基づいて営業先でのネタを増やすのは、もはや大切なルーティーンでした。

ここでのメリットは、信頼性の高い情報を深く理解できること。専門家による分析や深掘り記事を通じて、事象の背景や影響をじっくり考えることができます。

ただ、デメリットは、取り上げられる話題が限られている点。また、持ち運びに不便さがあるという点も挙げられます。

令和のサラリーマンは「SNS」のおすすめで手にいれる情報の精度を高めていく。

次に、Twitter(X)をはじめとするソーシャルメディアで情報を得る世代。

弊社の20代の若手はこの方法を取っているようですね。新聞のみならず、テレビなどでもニュースは見ない。つまり情報は受け取るものではなく、自分の興味のあるものを取りに行く世代です。

こちらは速さと多様性を重視しています。

リアルタイムで流れてくる情報をスクロールすることで、世界中の最新の出来事を瞬時にキャッチできるわけです。

メリットは明らかにその速さとアクセスのしやすさ。また、自分の関心事に合わせて情報を選択できるカスタマイズ性、そして機械学習(AI)による情報収集のパーソナライズも大きな利点です。
また、一つのニュースについて、他のたくさんの人が何を考えているか「コメント」を見ることでわかるのも良いようです。

ただし、デメリットとしては、情報の過剰さから本質的なニュースを見失いやすいことや、誤情報に触れるリスクが高まること。さらに、情報の断片化により、深い理解や長期的な視野を欠く傾向もあります。

どちらも良し悪し。さまざまな手段の良いところ取りで情報収集していきたい。

このように、両者の間には大きな違いがあるわけですが、実際にはこれらの情報取得方法を組み合わせて使う人も多いですよね。

朝は新聞でじっくり世界情勢をチェックし、日中はソーシャルメディアで最新の動きを追う、といった具合に。

結局のところ、どの情報源が優れているというわけではなく、個人のライフスタイルや必要とする情報の質に応じて選択すべきです。

重要なのは、多様な情報源から得た知識を総合して、自分なりの真実を見極める能力を養うことではないでしょうか。

情報の海を泳ぐには、泳ぎ方を知ることが大切。

紙の新聞もデジタルも、それぞれの特性を理解し、賢く利用することで、私たちの知識はより豊かに、深くなっていくのです。

昭和のサラリーマンの私としては、まずはtwitterのアカウントを取得するところから始めてみようかと思います。

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