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日本のカラオケ市場の進化とは。コロナを経た現在、APAC地域の展望。

こんにちは。東北タツミ営業部です。

さて本日は「カラオケ」についてお話しさせていただこうと思っています。

皆様、カラオケ、お好きですか?

私のような昭和のサラリーマンは飲み会の二次会はやっぱりカラオケです。

そして、実は弊社の20代の若手も友人たちとカラオケに行くだけでなく、「一人カラオケ」にサクッと行くようなこともあるみたいですね。

時代は変われど、人はやはり歌うのが大好きなんですね。

ちょっとした自慢になってしまうのですが、そのカラオケ機器に弊社のピンジャックが大体ついているんです。

そんなカラオケという文化を支えている弊社ですが、コロナが明けて、またじわじわと業界が盛り上がってきているようです。

目次

日本発のグローバルトレンド「カラオケ」

カラオケは日本で生まれたエンターテインメント形式で、世界中で愛される文化現象へと成長しました。

その起源は、1970年代に遡り、単純な音楽伴奏から始まり、今では高度なデジタル技術を駆使した業界へと進化しています。

カラオケ市場の二つの巨塔:第一興商とブラザー

日本国内でのカラオケ市場は、特に第一興商とブラザーという二大企業によって寡占されています。

これらの企業は、カラオケ機器の開発と提供をリードし、革新的な技術と幅広い業界ネットワークを背景に市場支配力を保持しています。

この独占状態は、他の競合他社にとって市場への参入障壁を高め、二大企業の地位をさらに固める要因となっています。

過去5年間の市場動向

過去5年間で日本のカラオケ市場は、COVID-19の影響により一時的に大きな打撃を受けました。

パンデミックがピークに達した2020年には、レストランやホテルが閉鎖され、生活様式が変わりました。

それにより、カラオケのような娯楽活動も制限されました。

しかし、感染症の減少と政府の規制緩和により、2021年以降、カラオケ市場は徐々に回復しています。

日本のカラオケ市場は、2022年から2027年にかけて年平均成長率3.65%で成長すると予測されています。

この市場の規模は、期間内に3億4498万ドル増加する見込みです。

特に、カラオケの商業利用の認知度が低かった影響でCOVID-19の流行により一時的に落ち込んだものの、規制緩和後は回復しています。

また、APAC地域では特に日本がこの市場の大きなシェアを占め、音楽関連のレジャー活動としての人気が高まっています。

コロナ中も市場が微増していたのは、やはり新しい技術のおかげかもしれません。

デジタル技術の進化のおかげで、家で楽しむカラオケなども増えたようです。

スマホやゲーム機などを使ったカラオケ機器メーカーの家庭用サービスの利用も伸びている。「DAM」を展開する第一興商(東京)では4~5月のスマホアプリのダウンロード数が約3倍に。「JOYSOUND」のエクシング(名古屋市)でも4月の家庭用カラオケの売り上げが約1.5倍に増えた。
(日本経済新聞)

世界のカラオケ市場が伸びている。

詳細は以下の記事よりご覧ください。

APAC地域のカラオケ市場は日本が旗を振っている!

APAC地域(Asia-Pac、西太平洋とその周辺の地域を指し、東アジア(東北アジア)、南アジア、東南アジア、中央アジア、西アジア、オセアニアが含まれる)では、日本がカラオケ市場のリーダーとしての地位を確立していますが、中国や韓国も市場拡大に向けて積極的に動いています。

私の経験上、インドネシア、シンガポール、タイなどのカラオケ機器は大体、日本がOEMしていたように思います。

これらの国々では、カラオケはポピュラーであり、若者を中心に高い人気を誇っています。

APAC地域全体の市場成長は、新しいビジネスモデルやマーケティング戦略の導入によってさらに加速する見込みです。

結論

日本のカラオケ市場は、変化に富んだ過去5年間を経て、新しい時代へと適応しています。

第一興商とブラザーのような主要企業による市場の寡占は続いていますが、技術の進歩とグローバルなトレンドの変化が新たな機会をもたらしています。

今後もAPAC地域と共に、日本のカラオケ市場はその創造性を発揮し続けるでしょう。

もしカラオケ機器などのパーツについてご相談がある場合はお気軽にお問いあわせください!

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