変わる医療機器、変わらない電子部品(コネクタ) 2025 12/18 スタッフブログ 2025年12月18日 2025年12月18日 こんにちは。東北タツミ営業担当の髙橋です。 今回のブログでは、医療機器と電子部品(コネクタ)について私の意見・感想を書いていきます。 目次関西万博でも注目を浴びていた「医療機器」の技術 昨今、新型コロナウイルスの影響で国民の健康意識が高まり、ヘルスケアや病気の早期発見に注目が集まっています。 実際、私が関西万博に行ったとき、AI技術を活用した医療機器が非常に人気でした。 たとえば「大阪ヘルスケアパビリオン」に展示されていた、「内視鏡の画像診断支援AI」(AIが内視鏡検査機器から得られた画像を分析し、ガンや腫瘍を検出)や「AI肌診断システム」(AIが顔写真から肌の状態を分析し、一人ひとりにあった美容法を提案)は大盛況でした! 医療機器業界の市場規模と動向 Survey Reports合同会社が2025年12月に発行した調査資料によると、日本医療機器市場のシェアは、2035年末までに859億米ドルに達すると予測されています(2025年は502億米ドル)。医療機器業界の急速な成長要因として、主に二点考えられます。 国内の高齢化および慢性疾患(糖尿病や高血圧等)による、高効率・高信頼・高性能を備えた医療機器の需要増加 AI技術を活用した診断機能など、医療機器における技術革新 出典:日本の医療機器市場規模、シェア、成長および主要メーカー(2035年) AI技術と医療機器の融合ははじまったばかりなので、どれくらいまで発展し続けるかは計りしれません。 また、健康や医療は私たちの生活と密接にかかわることなので、今後も医療機器に注目していきたいと思います! 医療機器と電子部品(コネクタ) 前述のとおり、技術の進歩により、医療機器の需要が高まっています。ただし、医療機器に使用される電子部品(コネクタ)の基本設計は変わっていません。 昨今、コネクタのトレンドとして信号伝送の高速化、小型化、軽量化などがありますが、弊社の10年以上も同じ設計のコネクタは、医療機器が新しくなっても使用されています。 たとえば、弊社のUSBやHDMI、DVIは、最新の「内視鏡システム」や「超音波診断システム」などに使用されています。 当然ですが、医療現場では医療機器の安定性が求められます。弊社は、先進的な医療機器の実現に貢献するため、厳しい検査のもと、信頼性の高いコネクタをこれからも提供していきます。 医療機器に使用するコネクタでお探しのものがございましたら、気軽にご相談ください。 ※弊社HPのラインナップにないものも、お探しいたします。 Mail :info@t-tatsumi.com TEL :03-5577-5831 スタッフブログ