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日産とホンダが経営統合して生まれるチャンスを考えてみた。

こんにちは。東北タツミ商品部です。

最近、日産のニュースを見て驚いた人も多いんじゃないでしょうか。「技術の日産」として知られ、世界初の量産EV「リーフ」を出したあの日産が、なんと業績が大幅ダウン。

2025年3月期第2四半期の決算は、前年同期比で93.5%減、たった192億円という厳しい結果に。さらに、人員整理として9000人規模のリストラを進めるとか。

こんな状況で気になるのが、「日産、どうやって立て直すの?」ってことですよね。

そこで、ちょっと大胆なアイデアとして「ホンダとの経営統合」について考えてみたいと思います。

目次

EV市場で再び輝けるか?

今、自動車業界は「電動化」の真っ只中。テスラやBYDみたいな新しい強豪たちがどんどん勢いを増していますよね。一方で、日産はリーフで一時期トップランナーだったのに、最近は少し影が薄い…。

ここでホンダと手を組んだらどうなるか。両社が持つ技術やリソースを一緒に使えば、以下のようなことができそうです。

開発リソースの共有
両社が持つ技術やリソースを統合することで、電池性能や充電技術、EVプラットフォームの開発速度が飛躍的に向上します。

多様なモデル展開
日産のグローバル市場での知名度とホンダの技術力を組み合わせ、セダン、SUV、小型車など幅広いジャンルで競争力のあるモデルを迅速に投入可能です。

新興国市場での優位性
東南アジアなどの成長市場において、両社が協力すればコスト競争力のあるモデルを提供し、シェアを拡大できます。


自動運転技術のさらなる強化

未来のモビリティの鍵を握るのは自動運転技術です。日産は「プロパイロット」、ホンダは「ホンダセンシング」といった優れた技術を持っていますが、統合することで以下のような効果が期待できます。

研究開発費の効率化
自動運転技術は巨額の投資が必要ですが、両社が協力することでコストを分担し、技術開発のスピードを加速できます。


新たなモビリティサービスの展開
自動運転タクシーや公共交通システムへの参入を通じて、車両販売に依存しない収益モデルを構築できます。


レベル4の実現
完全自動運転(レベル4)の早期実現に向けて、両社の技術を結集することで、テスラやトヨタとの差別化を図ることが可能です。


環境意識を重視したブランド戦略

日産とホンダが統合すれば、環境意識を基軸とした強力なブランドイメージを構築できます。両社が協力して以下のような取り組みを進めることが重要です

カーボンニュートラル目標の推進
日産はすでに2050年までのカーボンニュートラル達成を目指すと発表していますが、この目標を具体化し、進捗を積極的に公表することが大切です。

特に北米などの海外市場ではこのような企業のイメージは非常に消費者の購買の動機づけになるようです。

リサイクルとサステナビリティ
使用済みバッテリーのリサイクルや再利用技術の確立、環境に優しい製造プロセスの導入など、サステナブルな取り組みを強化することで、企業イメージを向上させることができます。




ホンダとの経営統合がもたらす「新しい日産」

日産とホンダが経営統合することで、単なる自動車メーカーを超えた「次世代モビリティ企業」として進化する可能性があります。

たとえば、テスラやBYDといった新興勢力に対抗するための「日本発のEVブランド」を構築し、技術力と環境意識を兼ね備えたグローバル企業としての地位を確立できます。

「やっちゃえ、日産。」という言葉が示すように、挑戦する姿勢が日産には求められています。そして、ホンダとの統合を通じて生まれる「日本の自動車業界の新しい形」が、未来のモビリティを牽引する鍵になるのではないでしょうか。

私たちは、この歴史的な決断がどのように実を結ぶのかを見守りつつ、応援していきたいと思います。

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