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東北タツミ現場発AIプロジェクト vol.2 : ベテランの声の「録音」を元にAIを育てる。

目次

ベテラン社員の会議の声をデータベース化するために、録音から始める。

こんにちは。広報兼、業務改善担当の酒井です。

さて、今年に入ってスタートさせた「東北タツミ現場発AIプロジェクト」
まずは、社内で解決したい現場の課題を書き出すことからスタートさせました。

その中で、弊社のようなものづくり会社にありがちな「知識が属人化しやすい」という課題をAIで解決するために、まずは「会議の録音→AIで議事録化」ということをスタートさせています。

技術などのノウハウ知識が会議の言葉に詰まっている。

弊社の会議の多くは、お客様からいただいた課題に対して、営業、販売、工場。それぞれの担当者が参加することが多いです。オンライン会議が当たり前の時代。弊社の場合は中国工場とも頻繁に会議をします。

それぞれの部署の担当者の多くは、経験豊富なベテラン社員が据えられています。
会議ではそのような社員が、それぞれの知識と判断をもって、工程の相談を行うことが多い現状です。

つまりは、この会議そのものが弊社が蓄積すべき、ノウハウだということになります。

大体、会議で決まったことは、後々、各部署の作業に落とし込みますので、議事録化は通常業務として行っていました。
ただ、その中で誰がどのような判断をしたか。という詳細データは今まで取っていなかったのです。

そこに対するデータを取るために、弊社が今取り組んでいる段取りは二つ。

1)スマートフォンorオンライン会議のレコーディング機能で、会議の様子を録音。
2)NotebookLMに会議データを溜め込んで議事録化する。

というものです。

ここでいう、「NotebookLM」とは、Googleが提供しているAI付きのメモ帳のようなもので、一言で言うと、あなたが持っている資料をAIに読み込ませて、自分専用のナレッジベース(知識の箱)を作れるツールです。

Notebook LMは、セキュリティもバッチリな超優秀な秘書のようなもの。


一般的なAIはインターネット全体の知識を使いますが、NotebookLMは「あなたが渡した資料」を最優先のソースとして扱います。

仕事で使う上で最も安心できるポイントは、以下の2点です。

・学習に使われない
アップロードした個人データや機密書類、AIとの対話内容が、Googleの一般向けAIモデルの学習に利用されることはありません。

・自分だけの空間
資料はあなたの「ノートブック」の中だけに保存され、他人に公開されることはありません。

このNotebookLMに会議の音声データを入れ込んでいくことで、ベテランの知識をもったAI秘書を育てていこうと試みています。

手元の情報だけを参考にしてくれると言う意味では、弊社独自のナレッジをより純粋に参照することができますし、ベテラン社員がいない時でもAIが育てば、彼らの代わりに質問に答えてくれるような成長もきたいできるのです。

まとめ:AIは育てて使うもの。

今回のように、AIは育てて使うものだと弊社は考えています。

もちろん、Googleなどで検索するよりも、非常に詳しい情報を出してくれる検索ツールとしての役割もAIにはありますが、与えた知識をわかりやすく整理してくれるものと言う側面があることも知っておくことで、業務に役立つ相棒として欠かせないものになっていくでしょう。

今後も、弊社のAIがどう育っていったのか、こちらで事例をご紹介できればと思っています。

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