東北タツミ現場発AIプロジェクト vol.14 : ExcelにClaudeが入った。「数式わからない問題」が消えた話。 2026 5/26 スタッフブログ 2026年5月26日 2026年5月26日 こんにちは。広報兼、業務改善担当の酒井です。 突然ですが、Excelの数式、得意ですか? 僕は正直、苦手です。VLOOKUPって名前は聞いたことあるけど、正直どう使うのかよくわかっていない。IFERRORとINDEX/MATCHを組み合わせたやつとか、誰かが作ったシートを引き継いだときのあの「なんだこれ」感、わかる人いませんか。 そんな僕が最近、「あ、もうExcelで詰まることないかも」と思えるようになったツールを見つけました。 その名も Claude for Excel(クロード・フォー・エクセル)です。 目次そもそもClaude for Excelって何? 一言で言うと、ExcelのサイドバーにClaudeが常駐するアドインです。 アドイン、というと「なんか難しそう」と感じるかもしれませんが、要するにExcelに機能を追加するプラグインのこと。WordにもPowerPointにも同じように入れられます。 使い方はシンプルで、Ctrl + Alt + C を押すとExcelの横にチャット欄が開く。そこに日本語で「この数式、何をやってるか教えて」「売上データをグラフにして」と書くだけです。 こんな感じでグラフもAIが代わりに描いてくれちゃいます。 今までやっていた、コピーしてChatGPTに貼り付けて、戻ってきた結果をまたExcelに貼り付けて… という往復作業が、なくなります。エクセルの中だけで完結できる。これがすごい便利なんですよ。 導入方法(3ステップで終わります) でもなんだか「難しそう」と思ったそこのあなた、そんなこと全くないんですよ。実際にやってみたら15分かかりませんでした。 ① Claude Proプランに入る Claude for ExcelはClaude Proプラン(月額$22から、約3,000円)以上が必要です。無料プランでは使えないので注意。ProはそもそもClaude本体の使い放題プランなので、普段からClaudeを使っている方はすでに対象かもしれません。 ② Microsoft MarketplaceからExcelアドインを追加 Claudeの公式ページから「Microsoft Marketplace」に飛んで、「Claude by Anthropic for Excel」をインストールします。「Get it now」ボタンを押すだけ。 ちなみに、ExcelはMicrosoft 365(サブスクリプション版)が必要です。買い切り版では動かないので確認してください。Windows・Mac・iPad・Excel on Web(ブラウザで動くエクセル、実はこいつは無料で使えるエクセルという裏技も…)、どれでも対応しています。 ③ ExcelでClaudeアカウントにログインして完了 Excelを開いてアドインを有効化し、Claudeアカウントでサインインすれば使えるようになります。 詳しくは以下の動画をみてください。 以上。本当にこれだけです。 実際に何ができるのか。 いろいろ試してみて一番使いようがあるな。と思ったのが、以下の様なこと。 「この数式、何やってるの?」が一発で解決するということ。 誰が作ったエクセルファイルに謎の長い数式があったので、そのままサイドバーに貼り付けて「何をやっている数式か日本語で教えて」と入力。10秒以内に丁寧な解説が出てきました。これ、今まで担当者に聞くか、ネットで調べるか…とにかく面倒だった作業です。 エラー(#REF!とか#VALUE!とか)の原因を教えてくれる。 「B列に#REF!が出てる、なんで?」と聞けば原因と修正案を出してくれます。Excelのエラーって、出た瞬間に「もう無理」って気持ちになりますよね。それが「ああ、なるほど」に変わります。 500行のリストをきれいに整える 取引先リストで「株式会社」「(株)」「㈱」が混在していて、重複除去もできていないデータを渡して「表記を統一して重複を削除して」とお願いしたら、2分で整いました。手作業でやったら半日コースでした。 売上データ→グラフ→PowerPointまで一気通貫 これが個人的に一番感動しました。 月別売上データを選択して「ピボットテーブルとグラフを作って、PowerPointスライドにもまとめて」と指示したら、ExcelとPowerPointを行き来しながら全部やってくれました。報告書作成の手間が半分以下になった感覚です。 「こんな人」に特に刺さると思う Excelは使うけど数式は苦手な人(←僕) 誰かが作ったシートのメンテを頼まれがちな人 会議前に急いでグラフや資料を作る機会が多い人 一人で経理・営業・総務をこなしているような中小企業のスタッフ 逆に、ヘビーなVBAマクロやPower Queryをガリガリ書きたい人には今のところ非対応です。そういう用途はまだ従来のやり方を使う必要があります。 まとめ:あんなに怖かったエクセル、もう怖くない。 Excel作業って、わかる人にとっては簡単なのに、苦手な人にとっては地味にストレスがかかる作業だったりします。僕もそのひとりでした。 Claude for Excelは、そのギャップを「隣に詳しい人がいる」状態に変えてくれます。とにかく、普通にチャットの様にやりたいことをお願いするだけで、めちゃくちゃ詳しく教えてくれるし、修正してくれるし、グラフまで作ってくれる! Claudeに有料課金している方なら、まずは試してみる価値は十分あると思います。 スタッフブログ AIプロジェクト