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東北タツミ現場発AIプロジェクト vol.12 : 中国語のWordファイルを、ファイルを渡すだけで日本語にする仕組みを作った話。

こんにちは。広報兼、業務改善担当の酒井です。

さて、弊社。中国に工場拠点があるということで、中国語の資料が来ることがあるんですよ。
WordだったりExcelだったり。毎回AI(Claude)に「この中国語、日本語にして」と頼んでいたんですね。

それ自体は全然苦じゃないんですけど、ある日ふと思ったんです。
毎回説明するの、もったいなくない?みたいな感じで。
「ファイル渡すだけで動いてくれたら最高なんだけど」と思ったんですよね。同じことを毎回頼まなくてもいいように。

それで調べたのが、スキルという機能だったんですよ

今回はその導入の仕方を、実際にやってみた手順を元にご紹介しようかと思います。

目次

「スキル」とは、AIに事前に作業手順書を渡すこと。

そもそも「スキル」とはなんぞや。

一言で言うと、僕が最近メインで使っている「Claude」というAIにおいて、AI側に「手順書」を渡せる仕組みなんです。

「こういうファイルが来たら、こう処理して」という指示をあらかじめ登録しておくと、次からはファイルを渡すだけで動いてくれるんですね。
アルバイトにマニュアルを渡すイメージ、と言えばわかりやすいかもしれません。

しかもこれ、プログラミングは関係なくて、Claudeとの会話の中で作っていくんですよ。

作るのに15分もかからなかった…

「でも、それって難しいんでしょう?」と思ったあなた。

正直、全くそんなことなかった。むしろめっちゃ簡単でした。

skill-creatorというツールをClaude上で呼び出して、「こういうスキルを作りたい」と話しかけるだけなんです。
最初に決めたのはこの2点でした。

何の形式に対応するか(WordとExcelとPowerPointとPDF)
・出力はどうするか(元の形式のまま、中国語だけ日本語に置き換え)

それをClaudeに伝えたら、あとは向こうが
「こういう手順でいいですか?」
「PDFは構造上、Word形式での出力になりますがよいですか?」

と確認してくれて、気づいたらSKILL.mdというファイルが完成していて、今使っているAIに組み込まれていました。
これがスキルの本体になるんですね。

Claudeがどう動くかの設計図みたいなもので、自分では一行もプログラムを書いていないんですよ。

ちょっとだけハマったところ「スキルの命名規則」

唯一、今回ちょっとだけハマったのが「スキルの命名規則」。

作成したスキルって、AI使用時に利用したくない時は機能をオフにできたりするんですね。
で、また使いたくなったらオンにすればOKみたいな。

右上のボタンをクリックすることでスキルのオン/オフが可能。

スキル作成時、デフォルト状態では英語でスキル名が命名されているんですが、これだと自分で何を作ったか忘れそうな気がしたんですね。

というわけで、スキル名を日本語にしようとしたら…弾かれたんです。

「中国語資料を日本語へ」にしたかったんですけど、システムが英数字しか受け付けなくて。

何度か試してエラーが出て、最終的に名前はchinese-to-japaneseのまま、説明文の冒頭に「【中国語資料を日本語へ】」と書く形で落ち着いたんですね。

こういう制約って、作ってみないとわからないんですよね。早く日本語にも対応してほしいところ。

スキルを使うと、AIが全自動で作業をしてくれるようになる。

さて、今回のスキルを使って一番良かったこと。

それが、中国語のWordファイルを渡すだけで「翻訳して」とすら言わなくてもよくなったところ。
渡した瞬間にClaudeが「あ、これ中国語ファイルだ」と判断して動き出すんですよ。

これが結構と気持ちいいんですよね。
毎回説明していたことが、ゼロになる感覚なんです。

仕事の中でよく繰り返している作業があるなら、一度スキル化を試してみてほしいと思うんですよ。
プログラミングできなくても全然関係なくて、会話の延長でできるということなんです。

特に会議の議事録とか、定期的に繰り返し行うような作業にこれはうってつけ。
スキルを活用すると、超時短になるので、ぜひやってみることをお勧めします!

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