親子で走る人生のマラソン―ゴールの先に見えた“続ける力” 2025 6/19 スタッフブログ 2025年6月19日 2025年6月19日 目次「マラソンが教えてくれた、親子の絆とあきらめない心」 今回の記事は中国工場の成型とプレス事務所の章さんが書いたマラソンに参加した時のことです。 銭塘江(せんとうこう)のほとり、春の陽気が広がり、花が咲き誇るなか、私は子どもと一緒にスポーツウェアを着てゼッケンをつけ、「号砲」が鳴るのを待ちながら、親子マラソンの時間が始まるのを楽しみにしていました。 「3、2、1」――号砲が鳴ると、人々はまるでポップコーンがはじけたように一斉に走り出しました。私と子どもも人の流れに乗って走り始めました。初夏の江風(こうふう)が頬を優しくなで、皆その風を受けながら前へと進んでいきます。 しばらく走ると、私たち親子も少し疲れてきましたが、お互いに励まし合いながら走り続けました。道中には多くのボランティアたちが応援してくれ、その声に背中を押されて、私たちは少しずつ他のランナーを追い越していきました。 残り100メートルになると、私たちはペースを上げてゴールへとラストスパートをかけ、時間が「32分」で止まったとき、ついにゴール地点にたどり着きました。ボランティアや見物客たちが拍手で迎えてくれました。 少し休憩を取った後、最後まで走り切ったすべての参加者に、ボランティアがメダルを授与してくれました。私たちがそのメダルを首にかけた瞬間、「あきらめずに続けることの意味」を深く実感しました。ちょうどその時、子どものお父さんがこの嬉しく、忘れられない瞬間をスマートフォンで記録してくれました。 現代社会では、学生であれ、社会人であれ、それぞれ異なる形のプレッシャーを抱えています。運動は、そのストレスを効果的に解放できることが証明されています。 施一公(シー・イーゴン)は著書『自我を突破せよ(自我突围)』の中で、「人生は超長距離のマラソンであり、スタートラインは決定的な要素ではなく、長く続けることと情熱こそが重要だ」と述べています。職場で働く親たちがマラソンを通じてこの価値観を子どもに伝えることは、子どものストレス耐性を養うだけで自分自身の職場での粘り強さも高めることにつながります。 スタッフブログ