中国経済が今持っている大きな課題とチャンスについて

お世話になっております。ヤンです。
本日は中国経済について少し書かせていただこうと思っています。
今年に入ってからの不況で大きく中国市場が変わろうとしている。
今年に入って中国は景気に陰りが見え始め、実際のところ失業率や生産高が減ってきている企業が増えてきています。
大きな問題として、米国との緊張関係により輸出入出来ないものが増えてきたということがあります。
チャンスその1)中国の国産化が進んでいる。
この一見不況と見える状況ですが、一方で大きなチャンスが来ていると考えか他もあります。
それは「海外輸入」に頼っていたものを、「国内生産」に切り替える際に、新しい市場が生まれると考えている人たちです。
もともと輸入に頼っていたものでも、生産するとなれば生産過程で大きな需要が生まれることは明確です。
これから、国内製造の市場が盛り上がっていくことでしょう。
チャンスその2)中国工場から撤退した会社の移動先での「整備事業」を担える。
かつては世界の工場といわれた中国。量産施設と経験を一番持っているのは間違いなく中国でしょう。
ただ、今は中国以外の国(特に東南アジア)にその役割を移す会社がどんどん増えています。
そうなった時に、中国のノウハウが移動先の国で役に立ちます。
中国が作った工場設備をノウハウといっしょに売ることができる。
ハードに加えて、ソフトも一緒に売ることができるような状況になりました。
生産ラインをどの国よりも経験しているからこそ、大量生産の技術者が多いのも確かなのです。