【金型パーツ】コネクタ補強を担う金属カバ-ができるまで!金型工程編 !

写真は「スケルトン」と呼ばれるもので、プレス加工の順番がわかるものです。
左から右へ順番に加工が進んで右端で製品が完成します。
左端から右端まで、ざっと20を超える工程があり、金属カバーはこれらの工程を経て作られています。
金属カバーは20もの工程を経て作られています!
金属カバーの加工工程をご紹介します!
スケルトンをご覧いただくとわかりますが、左端から右端に向かって加工が進みます。
その数はざっと20を超えます。
今回はその中から、主な工程をピックアップして説明したいと思います。
【加工工程】
①パイロット穴
加工する材料の位置を適正な位置に精度よく補正します。
この後に出てくる全ての工程は、この穴が基準となり加工を行います。
穴は等間隔に開いていて穴と穴の間隔だけ一定の速度で材料を送っています。
②外形抜き(1)
金属カバーの外形を形作ります。
③叩き
軽く叩いて凹ませます。
凹を作ることによって強度が強くなります。
④穴開け
金属カバーに穴をあけます。
⑤外形抜き(2)
外形抜き(1)と異なる場所の外形を形作ります。
外形抜き(1)と別に行うのは、②叩き、③穴開けを精度よく行う為です。
⑥曲げ
90°に曲げます。
⑦切断
最終工程です。
完成した金属カバーを切り離して取り出します。
金属加工のことなら東北タツミへ。
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