【BNCコネクタ】50Ω対応型と75Ω対応型の紹介です。 2022 8/09 製品情報 2022年8月9日 2022年8月9日 目次BNCコネクタは各種映像機器に使用されています。 BNCコネクタ50Ω対応型と75Ω対応型をどのように使い分けているか。 ご存知ですか? このBNCコネクタ最初の出だしは50Ω対応型でしたが、各種映像機器では75Ω対応型でも機能を果たす機器類も沢山あり、お客様の要望に沿って75Ω対応型も作られました。 映像機器の中でも一昔前までテレビの生産日本国内でも数多く作られ、コスト対応含め75Ω対応型が多く使われていました。 東北タツミのこだわりとして、BNCも内製化を推進する。 50Ω対応型BNCは「切削加工」で作られている。 現在、銅材切削については、杭州工場で切削設備にて内部加工を実施しています。 アウターシェルについては、ダイカスト加工品と銅材切削加工品がありますが、東北タツミは切削加工をとりいれております。(センターコンタクトも切削コンタクト可能) ■切削加工の利点は、 (1)メッキ上がり(光沢など)品質が良好。 (2)シェル内径寸法値に誤差がない。 (3)50Ω対応型では、センターコンタクトの切削加工で50Ω対応を確保。 ■切削加工の欠点は、 (1)銅材の素材価格で単価が変動し易い。 70Ω対応型BNCは「ダイカスト加工」で作られている。 量産型に向いている「ダイカスト加工」は、コストを削減した開発に向いています。 ■ダイカスト加工品の利点は、 (1)型品につき数量を多く作れる (2)単価がやや安め ■ダイカスト加工の欠点は、 (1)ダイカスト加工素材の再生材使用量では、メッキ不具合が発生し易い(管理でき難い) (2)磨き石の大きさで若干シェル寸法が歪になる(場合によるとプラグ挿入できない) タツミのこだわりは外見だけではなく、生産場所・作り方にもとことん気を配ります。 実際に使用比較していただけば、歴然と判ります。 要するに「モノの良さ=本物」が判ります。 製品情報