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2025年西湖区工会第四片组劳动法律用工指导线下座谈会 参加レポート

今回の記事は杭州工場管理部劉さんが書いた文章です。

2025年8月8日午後3時より、西湖区云起路11号2階にて「2025年西湖区工会第四片组劳动法律用工指导线下座谈会」が開催されました。
会社の代表として参加し、各街道工会の代表の方々とともに学びを深めました。
講師は上海博和汉商(杭州)律师事务所の徐子洋弁護士です。


目次

徐律师による講義「新业态企业劳动用工问题夏季专讲」

徐律师は短い自己紹介の後、すぐに本題へ。テーマは「新業態企業の労働用工問題」に関する夏季特別講義でした。


1. 集体协商(集団的協議)

  • 定義と核心的特徴
  • 実施の流れ
  • よく見られるタイプ

労使関係の基本となる「集体协商」について、順を追って解説が行われました。


2. 労働紛争の証拠収集と資料保管

  • 給与トラブルの例:給与明細は重要な証拠
  • 労働契約書や従業員個人ファイルの適切な保管が必須
  • 電子スキャン保存や金庫での保管を推奨

3. 2025年9月1日施行の社保新規定

  • 「自愿放弃社保(自発的な社保放棄)」は無効と明記
  • 全ての用人単位(個人事業主含む)に適用
  • 労働者保護を目的とする一方で、企業コスト増・実収減少などの課題も発生

徐律师は「痛みは一時的なものであり、将来的な安心につながる」と強調しました。


質疑応答(Q&A)

Q1. 社保の納付はどうなる?
→ 4月30日入社、5月15日退職の場合でも、4月と5月両方の社保を納付すべき。

Q2. 労務派遣社員が通勤途中で工傷を負った場合、責任は?
→ 原則は派遣会社が処理。ただし、派遣会社と実際の用工単位間で責任分担を定めている場合はその約定に従う。


徐律师のまとめと強調点

  • 人件費コントロールだけでなく、良好な職場環境づくりが重要
  • 「依法依规用工(法に則った雇用)」と「同権同酬(同一労働同一賃金)」を実現
  • 従業員の心身の健康を大切にすることで、紛争予防と高品質な企業発展を両立できる

参加を終えて

今回の座談会は「問―答―提案」の閉じた流れで進行され、大変有意義な学びとなりました。
このような機会を与えてくださった会社に感謝し、今後の業務にも積極的に活かしていきたいと思います。

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