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最新のHDMI Ver 2.1 リリース開始

東北タツミでは、この度HDMIコネクタの最新Ver 2.1 を新たにリリースいたしました。
バリエーションは、ネジ止めフランジ付きと無しの2種類となります。

既存製品からバージョンが上がり、何が向上したのかを説明していきます。

目次

シェルの堅牢化

タツミの扱っている従来品と比べ、製品外部(シェル)が壊れにくくなりました。
従来品と比べて壊れにくくなったと聞いて最初に思い浮かぶことは、じゃあ従来品のシェルはこわれてしまうのか?
という疑問だと思いますが、そういうわけではありません。
HDMI Ver 2.1 は”更に”しっかりとした作りになり、破損しづらくなったということです。

左が Ver 2.1 品、右が従来品

これだけではありません。
基板挿入部のシェルの足幅を広くしたことにより、基板との接合強度が上がりコジリに対する強度がアップしております。

補足:コジリとはプラグとソケットを嵌合させた際にどちらか一方に加わる力の事をいいます。

電気性能の向上

端子を従来の圧入からインサート成形に変更したことにより電気特性が安定し、常に最高のパフォーマンスを維持出来ます。

4Kの解像度であれば条件によっては200Hz(リフレッシュレート)まで出せることもあります。
Hz(リフレッシュレート)というのは1秒間に何回映像が切り替わるかの単位なので、この数値が高ければ高いほど流れる映像が滑らかになっていきます。

補足:パラパラ漫画で考えると分かりやすいのではないでしょうか。
短時間でたくさんの枚数をめくれば滑らかに絵は動きますし、少ない枚数であればかくかくしてるように見えると思います。

HDMI Ver 2.1が4Kの解像度を60Hzだせるので約3倍です。
実際60Hzもあればだいぶ映像としては違和感ないほど滑らかになるので200Hzとなると…
この世界を体験したらもう戻れなくなるのではないでしょうか…

※入力機器の性能、繋ぐケーブルの性能、出力機器の性能で切り替わる映像の枚数は変わります、コネクタだけに関して言えば上記までの性能を発揮できます。

まとめ

以上でHDMI Ver 2.1の説明を終わります。
従来のHDMIコネクタよりも遥かに性能が上がっています。

文字だけの説明では実感できないと思いますので是非ご使用を検討していただければ幸いです。
サンプルなど、ご遠慮なくお申し付け下さい。

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