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「欲しいモノづくり」が詰まったプライベートブランド「with T」を開始します。

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「欲しいモノづくり」が東北タツミの原点です。

お世話になっております。

東北タツミの吉岡です。

表題にもあるように、東北タツミではこの度プライベートブランド「with T」を開始することにしました。

始めるきっかけは、昨今出回っている「USB type-C」の進化に驚いてのことでした。

いつの間にか「USB Type-C(100W)」から「USB PD EPR(240W)」の時代へ。

実は一口で「USBType-C」と言っても、仕様によって性能の差がかなり大きいのをみなさんはご存知でしょうか。

見た目はほとんど一緒なのですが、中身は大きく違うのです。

USB Type-Cには、USB 3.1 Gen 1とGen 2の2種類の規格があります。

USB 3.1 Gen 1は、従来のUSB 3.0と同等の5 Gbpsの最大転送速度、電力供給は4.5Wが可能。

一方、USB 3.1 Gen 2は、10 Gbpsの最大転送速度、電力供給は100Wという性能を持っており、非常に高速なデータ転送と充電が可能です。

これにより、大容量のファイルを高速で転送できるため、映像や音楽などの大容量のファイルを簡単に転送することができ、上記にも書いたように、高速充電も可能です。

さて、これに加えて2021年に出たのが「USB PD EPR」。見た目は全く変わらず40 Gbpsの最大転送速度、電力供給は240Wを実現しているのです。

従来のUSB Type-Cとも互換性があるので、放電などの心配は入りません。

ただ、この「USB PD EPR」の恩恵をフルに受けるには、ケーブルだけでなく、EPR対応の「AC充電器」、EPR対応の「機器(PC、家電など)」が必要です。

新しい規格なので、まだまだこの実力を体感できるのは先となりそうですが、やはりコネクタ製造業を生業としているものとしてはどこよりも早く経験してみたい。という気持ちがありました。

必ず来る未来の「欲しいモノ」を先取りしたい。

そんなこともあって、今回まず最初に作ろうと思ったのが、この「USB PD EPR」です。

現状、弊社工場にてデザイン・設計中。商品化に向けて邁進しています。

というよりも、まずは自分が使ってみて、その素晴らしさを皆さんに伝えたい。

コネクタで、感動できる。そのような未来を形にしている最中です。

もちろん全ての仕事で、だれもが「欲しい!」と思っている製品を皆さんにお届けできるよう、
これからも頑張っていこうと思っています。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

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