半田槽のニーズは減少傾向ですが、希望があればタツミは新規導入。
SMT専業のイメージが強いですが、タツミは基板後工程も意外と得意としています。
1990年代は、半田槽3ライン保有し、オーディオ製品の基板を日産2000台生産していました。
その頃は、半田槽を使用する仕事もたくさんあり、挿入機も10台以上保有していました。
時代の流れで、SMTの受注が増え、挿入基板の受注が激減し、最近では、半田槽装置は工場に必要のない装置となりました。
今回、お客様からの強い要望で、10数年ぶりに半田装置を導入しました。
工場が、20世紀に戻ったかのような感じです。
この業界に入ったばかりの頃を思い出し、懐かしく感じます。
半田は生き物である。職人的な考えをタツミは大事にしたい。
SMTはデジタル、半田槽はアナログなので、同じ、基板ASSYでも、モノ造りの考え方が違います。
「半田は、生き物である。」お客様が言っていました。
四六時中、フラクサーの状態、半田量、半田の高さ、半田カスの除去、仕上がり確認しながら、改善に取組むこれの繰り返しです。
職人の世界ですね。
東北タツミは、まだまだ頑張ります!