「コネクタ補強を担う金属カバ-ができるまで!」の第3回は、各工程で仕事をする「入れ子パーツ」
についてご紹介します。
第一回【金型パーツ】コネクタ補強を担う金属カバ-ができるまで!金型構造編 !はこちら
第二回【金型パーツ】コネクタ補強を担う金属カバ-ができるまで!金型工程編 !はこちら
入れ子パーツは工程毎に存在し、加工(仕事)の内容や生産量によって形状や材料が異なります。
金型の上・下型から入れ子パーツに至るまで東北タツミのグループ会社で製作しています!
金属カバーの入れ子パーツをご紹介します!
入れ子パーツは加工(仕事)の内容や生産量によって材料が異なります。
金属カバーではパンチとダイに2種類の材料 SKD11とSKH-9 を使い分けしています。
抜き面積の大きい工程はSKH-9を使用し、小さい工程はSKD11を使用しています。
SKH-9はSKD11よりも耐摩耗性や靭性(柔軟さ)が良く、耐久性に優れています。
金属カバー自体は使用数が少く生産量は多くありませんが、大量に生産する場合は、より
耐久性のある超硬材などを使用します。
【入れ子の材質】
①パイロット穴
材料 : SKD11、硬度 : HRC61
②外形抜き(1)
材料 : SKH-9、硬度 : HRC61
③叩き
材料 : SKD11、硬度 : HRC61
④穴開け
材料 : SKD11、硬度 : HRC61
⑤外形抜き(2)
材料 : SKH-9、硬度 : HRC61
⑥曲げ
材料 : SKD11、硬度 : HRC61
⑦切断
材料 : SKD11、硬度 : HRC61
金属加工のことなら東北タツミへ。
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