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「パーツを探しているお客様」はだれであろうと助ける。
現在、上の写真のようなフォンジャックは主に電子ピアノの出力用ジャックとして広く日本海外の電子楽器メーカー様にご愛用をいただいております。
つい最近、ある方がタツミの東京営業所にいらっしゃいました。
なんとその方はメーカーの方ではなく、「一般の電子ピアノユーザー」だったのです。
お話をお伺いすると、10年以上愛用している電子ピアノのジャックの部分が壊れてしまっているようでした。
お客様:
とても愛着のある電子ピアノがあるのですが、ジャック部分が壊れてしまったのです
私の方で、ジャックのロゴを見たら東北タツミ製となっていました。
どうしてもこれからも今家にある電子ピアノを使っていきたい。
その気持ちで、タツミの東京営業所にお伺いさせていただきました。
タツミ藤ノ木:
(倉庫からフォンジャック4端子を1個持ってきて)これですか?
お客様:
おお!これです。こちら、、1個だけ買うことは可能でしょうか。
タツミ湯澤:
タツミは定款上店頭販売はできないのですが・・・うーん。。。
タツミ藤沢:
よろしかったら、差し上げますよ。
お客様:
それでは、申し訳ないのでと(1,000円札を差し出す)
タツミ湯澤、藤ノ木、藤沢、梶川:
いえいえ、お金は受け取れません!
差し上げます!
東北タツミのフォンジャック搭載ピアノで良かったと、来所されたお客様は大喜び!
その場にいたスタッフ一同もその顔を見てとても嬉しい気持ちになりました。
このフォンジャック4端子は1991年作の26年か変わらず生産している東北タツミのφ6.5フォンジャックでありました。
長いこと作っていてよかったと思えた瞬間です。
タツミのフォンジャックは30年間も変わらず生産しております。
フォンジャック周りでよく頂くお客様の悩みは以下のようなものになります。
・電子楽器を長く使用したい。ただ、フォンジャックの代替え品をどこも取り扱っていない!
・電子楽器愛好者で昔の電子ピアノ(素晴らしい設計高品質品)の引き合いがあるのですが、これに合うフォンジャックの良い物が市場に見当たらない!
・楽器メーカー様で昔のフォンジャックが市場に見当たらず、新たに設計やり直しをしたら1,500万円も費用がかかりそうで困っている。
一般的な電子ピアノに搭載されているフォンジャックについては、主に台湾および中国メーカーが作ったものが搭載されている場合が多いです。
こういった海外メーカーはフォンジャックの製造継続期間が非常に短い場合が多いのです。
ただ、弊社はお客様のことも考えて、30年、40年でも作り続ける事が可能です。
なぜか?それは「標準化」が有るからです。
精度の良い部品を効率よく作るために入念に練られた「標準化」をタツミでは採用!
弊社は制作過程の無駄を一切排除し、その代わりに精度をあげる部分に時間と技術をつぎ込んでいます。
それが弊社の「標準化」と呼んでいるものです。
①設計標準化!
②使用材料の標準化(燐青銅5210R)(成形材PA777D)
③使用部品の標準化(MOLD、端子の共通化)
④メッキの標準化(CU-NI-SN)(CU-AG)(CU-NI-AU)
⑤自動機の共通化(作業標準化)
⑥作業者管理者が多能工、1人で完成検査もで責任もって出来る、営業マンも物つくりができます!
(緊急時対応ノウハウ有り)
⑦全体品質管理教育体制と実践(作業者、管理者、経営者)まで(管理表純化)
タツミの標準化はお客様の悩みを解決します。
お客様がタツミのジャック、コネクタを必要とする限り作り続けることをお約束します。
タツミの生産販売モットーは「お客様ファースト」です!
タツミは常にお客様に以下のことをお約束します!
(1)標準化が出来ているため、ジャック使用数量が減少しても、作り続けることが可能です。
(2)標準化ができているため、使用数量が減少しても、価格は変動ありません。
(3)標準化ができているため、品質性能がバツグンに良い(30年の楽器メーカー様の実績)
是非一度東北タツミにお問い合わせください。
いつでも、お気軽に連絡ください、お客様のご要望にお応えいたします!