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ミニUSBとマイクロUSB!
ミニUSBは2000年にUSB2.0として標準化されましたが、白(Aタイプ)は挿抜回数1,000回で不具合を発生する内容から黒(Bタイプ)挿抜5,000回まで改良されました。
しかし、2007年にマイクロUSBが標準化されてからは、ミニUSBも主要端子では無くなりました。
現在ではデジタルカメラ系でも長年人気が有る機種や型式が旧タイプでも機能が抜群に評価されている機種に使用されているようです。
金型を新しくした内容。
1、部品構成
(1)ハウジング(黒)
(2)アウターシェル
(3)コンタクト
(4)フイルム
※2007年に上記金型を新規に製作しましたが、現在10年が経過して、アウターシェルの金型(プレス絞り型)と呼ばれていて金型が古くなるとプレス工程で穴あきや亀裂などの不具合が発生いたします。
この不具合を無くするために今月10月に新しい金型に更新致しました。
※(1)ハウジング(3)コンタクト(4)フイルム の金型は修正の範囲で全く問題有りませんでした。
以上のような内容でアウターシェルの金型を新しくしました。
東北タツミは、なぜ数量が少なくなったミニUSBの品質向上とこれから10年間生産を継続するか!
ミニUSBコネクタは現在中国広東省东莞地区で生産してお客様に供給させていただいております。
(1)設計は旧JALCO製であります。
(2)生産工場は中国広東省东莞の明昫企業股份有限公司であります。
(3)出荷検査体制は、
※タツミの基本方針として協力会社生産品については、弊社杭州工場に仕入れて工場で全数検査を実施して出荷しております。
※このミニUSBは2007年から10年間でクレーム2件ありましたが現在は改善されて全く不具合が発生していない事から協力会社から直接に日本タツミの倉庫へ出荷されております。(不具合はフイルムの収縮と梱包トレーの埃)
(4)環境負荷物質管理については、毎LOT5pを弊社杭州工場にてICP又はEDX検査機にて検査を実施しております。
小LOT品、世の中に無くなりつつあるコネクタジャックを継続生産するか?
東北タツミの弱いところ
①大LOT品を生産する工数が未だ無い!
東北タツミの強いところ
①管理者、作業者が全てプロフェショナルであり1名1個つくり(小LOT)生産を大得意としている
②管理者、作業者が全てプロフェショナルであり社員全員品質管理ができる
③管理者、作業者が全てプロフェショナルであり平均20年の経験からどんな業務もこなしてしまう
④規模が小さいため労務費経費が安い
※小LOT品について、今でもお客様が必要としている!品質が良い!原価が安い!
それなんで、タツミは数量が減少してもお客様のご要望に応えて品質向上と生産を継続するのであります。
※小LOTでお困りのお客様、良い製品を長きに渡り作り続けているお客様是非一度東北タツミのUSB、ジャックを使ってにてはいかがでしょうか!
いつでも、お気軽に連絡ください、お客様のご要望にお応えいたします!