銅材とMOLD樹脂材の価格が高騰。しかし、お客様には平穏無事の価格で提供したい。
写真は、弊社内製品です。
銅材の値上がり状況を整理!
上記ジャックに使われている「銅材」「鉄材」の価格変動状況について。
弊社中国工場の場合だと、以下のような状況になっています。
1、C2680R-H(黄銅)
(1)2020年平均 39.76Rmb/Kg
(2)2021年平均 50.35Rmb/Kg(対前年平均単価比26%Up)
2、C5210R-H(リン青銅)
(1)2020年平均 55.39Rmb/Kg
(2)2021年平均 70.62Rmb/Kg(対前年平均単価比27%Up)
3、SPTE(電機メッキブリキ)
(1)2020年平均 16.24Rmb/Kg
(2)2021年平均 16.24Rmb/Kg(対前年平均単価比 同じ)
4、SUS 304系(ステンレス)
(1)2020年平均 43.10Rmb/Kg
(2)2021年平均 43.10Rmb/Kg(対前年平均単価比 同じ)
MOLD樹脂材の値上がり状況を整理!
1,ABS系
(1)2020年平均 18.41Rmb/Kg
(2)2021年平均 22.10Rmb/Kg(対前年平均単価比20%UP)
2,PPE系
(1)2020年平均 48.73Rmb/Kg
(2)2021年平均 50.41Rmb/Kg(対前年平均単価比3%UP)
3,PBT系
(1)2020年平均 35.50Rmb/Kg
(2)2021年平均 43.02Rmb/Kg(対前年平均単価比21%UP)
4,PAナイロン系(ガラス入り)
(1)2020年平均 63.70Rmb/Kg
(2)2021年平均 82.00Rmb/Kg(対前年平均単価比30%UP)
5,PAナイロン系(ガラスなし)
(1)2020年平均 105.11Rmb/Kg
(2)2021年平均 105.36Rmb/Kg(対前年平均単価比 同じ)
6,PC系
(1)2020年平均 25.00Rmb/Kg
(2)2021年平均 28.79Rmb/Kg(対前年平均単価比15%UP)
弊社の努力内容は「統一化」!
1,材料の共用化統一化(性能が良い材料に絞り材種の最少化を図る)
(1)黄銅、リン青銅、
①各部品の役割に合った板厚の統一化(標準4種類)
②材幅の統一化(標準5種類)
③使用部品の共用化(各品種系列毎2端子~9端子を共用で使用できるTOTAL設計)
(2)MOLD成形材
①ABS系、PPE系、PBT系,ナイロン系、PC系共 中グレードと高グレードの2種類で統一
②再生材は、使用しない(再生材管理のムダと再生材関係の品質確認のムダを無くす)
③量産成形品現物と成形前試作品、成型終了直前品の精密検査による金型確認と修理の徹底
弊社は、できる限り平穏無事の価格でお客様に提供したいと考えております、現在これからも改善努力を積み重ね、お客様に喜ばれる価格と喜ばれる品質の商品を提供したいと思っております。
今回の記事に興味が有るお客様、部品コスト対応で苦慮しておられるお客様、
是非東北タツミへお問い合わせ相談ください。